資料案内
ディスプレイ
LCD
- タイトル
中小型アクティブ液晶市場の将来展望 2012
- 発刊年/月
- 2012/7
- 体 裁
- A4 :173ページ
- 価 格
- 450,000円(日本語/ハードコピー+PDF+Excel)
- 概 要
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中小型アクティブ液晶市場は台湾、中国パネルメーカーの本格参入により低価格化が進むと同時に、全世界的に普及した携帯電話への搭載が進み、年間の生産規模が20億枚を超える市場へと成長した。技術のコモディティ化により、中小型アクティブ液晶は日系メーカーにとって事業を続けることが難しい市場であると思われた。しかし、 2010年に登場したiPhone4がスマートフォンメーカー間の高精細化競争を引き起こし、高精細化技術による差別化が可能となった。
通話を目的とした携帯電話から、データ通信を目的としたスマートフォンへのリプレースは先進国主導で急速に進んでおり、端末の画面サイズも大型化の傾向にある。数量規模での成長は鈍化した中小型アクティブ液晶市場であるが、画面サイズの大型化と高画素化は平均単価の上昇を促し、金額規模での成長を再び加速させる状況となった。
スマートフォンにおける画面サイズの大型化と高精細化は、新規ラインの建設や工程の改良など大小様々な投資を促し、市況は活況を呈している。しかしながら、新規ライン稼動後の需給バランスや、スマートフォンの拡大がもたらしたPNDなど既存アプリケーションの縮小など、中小型アクティブ液晶メーカーには新たに注意しなくてはならない市場動向も生まれつつある。
購買側のセットメーカーにとって、大手アクティブ液晶メーカーが固定費の高い大型基板ラインへ傾倒するトレンドは、小ロットでの調達を難しくする要因であり、将来の調達戦略を策定するためにも、市場全体の需要動向とアクティブ液晶メーカー各社の状況を把握する必要が生じている。
以上の状況を踏まえ、本調査企画は民生用モバイル機器から産業用機器に至るまでの様々なアプリケーションの需要動向と、搭載されるアクティブ液晶、及びアクティブ液晶メーカーの動向を把握し、今後の将来展望を明らかにするものとする。
- 目次
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- Summary
- 中小型アクティブ液晶市場の現状と将来展望
- 中小型パネル搭載アプリケーション別需要規模 (2010-2016CY)
- 中小型パネル生産能力動向 (2010CY1Q-2013CY4Q)
- 中小型アクティブ液晶市場の需給動向 (2010CY1Q-2013CY4Q)
- Small sizeアプリケーション
- Mobile Phone,Digital Camera, Portable Audio Player, Camcorder, PND, Portable Game, Printer
- Medium sizeアプリケーション
- Automotive, DPF/Portable DVD, Tablet, Netbook, Pachinko/Slot, POS, ATM, Kiosk, Programmable Display, Tester, Medical etc…
- Summary