資料案内
ディスプレイ
その他(OLED、Sensor)
- タイトル
2010-2011年LED市場調査プロジェクト
- 発刊年/月
- 2011/2
- 体 裁
- A4 :263ページ
- 価 格
-
300,000円 (日本語/ハードコピー)
400,000円 (日本語/ハードコピー + PDFデータ)
- 概 要
-
LED(Light Emitting Diode)は順方向に電流を流すと発光するデバイスであり、点灯・消灯を小電力で簡単にコントロールできることから、表示灯やモバイル向けLCDバックライト用光源などに広く使用されている。また環境問題への配慮から採用する部材に対して「水銀レス」、「鉛フリー」などの点が重要視されており、両課題を満たすことが可能な光源として、LEDに対する注目度が高まっている。特にLCDバックライト用光源として白色LEDに対する期待度は高く、新規参入を画策しているメーカーも多い。
2009年以降、LEDTV市場が急速に立ち上がっており、既存の中小型LCD用バックライトに加えてLED需要が飛躍的に高まっている。「ECO」をキーワードに前述の「水銀レス」に加えて「省電力化」に対する要求が高まっており、LEDの発光効率向上と共に、より効率の高いLEDの採用などが進む見通しである。
更なる技術革新によってLEDの発光効率の向上が可能となり、新規アプリケーションへ応用するための研究開発が行われている。長寿命という特性を活かし信号機への採用が増加しており、LEDという光源への認知度も高まっている。また技術革新によるLEDの高輝度化と、発光効率の向上に伴い、LEDはインジケータに代表されるような点灯表示のアプリケーションから、懐中電灯、スポット照明、商品陳列の演出照明、自動車の前照灯など、LCD向けバックライト用光源から目標物に対する照明の用途が現実のものとなりつつある。
LEDメーカー及び関連メーカーは今後更に高まる可能性が高いLED需要に対し、新規アプリケーションも考慮に入れてLEDの供給体制および製品動向の把握を行い、これらの市況を敏速に読み取り、常に先手を打たなければならない。今回の調査企画は現時点でのLEDの使用方法、採用箇所を把握し、関連メーカーへのインタビューを通して、今後LEDに対して何が求められているのかを探っていく。そして現時点でLEDにおけるビジネスチャンスを明らかにし、LED市場のアプリケーション別の基礎的なデータの充足と方向性の提示を行うことを主旨とする。
- 目次
-
- A編. エグゼクティブ・サマリー
- A-1. 調査結果の要約、結果に対するTSRの見解、ヒアリング結果の補足的事項など
- A-2. LED市場動向まとめ
- B編. アプリケーション編
- B-1. LCDバックライト
- 1) LCDテレビ
- 2) モニター
- 3) ノートPC
- 4) カーナビゲーション
- 5) 携帯電話
- B-2. LEDディスプレイ・案内表示板
- 1) フルカラーLEDディスプレイ
- 2) 3色・マルチカラーLEDディスプレイ
- 3) 単色LEDディスプレイ
- B-3. 車載用LED
- 1) テールランプ
- 2) ハイマウントストップランプ
- 3) 指示灯・表示灯
- 4) 前照灯
- 5) 車内灯
- 6) 車外灯
- 7) デイタイムランニングライト
- B-4. 信号機
- 1) 道路用
- 2) 鉄道用
- B-5. VMS(Variable Message Signs)
- B-6. 照明
- B-7. その他のアプリケーション
- 1) 補助光源(カメラ付き携帯電話向け)
- 2) 携帯電話向けキーパッド
- 3) 携帯電話向け着信イルミネーション
- 4) LEDを使った野菜栽培
- 5) 家電製品
- 6) 懐中電灯・自転車用ライト
- 7) 航空灯火
- 8) 自動改札機
- 9) プリンター
- 10) 内照式看板
- 11) 自動販売機
- 12) 集魚灯
- 13) パチンコ・スロット
- 14) 可視光通信
- 15) その他新規アプリケーション
- B-1. LCDバックライト
- C編. LED市場参入メーカー編
- C-1. 素子メーカー動向
- C-2. パッケージメーカー動向
- C-3. LEDサプライチェーンマップ及び参入メーカー
- D編. LED関連メーカー動向編
- D-1. LEDアプリケーションメーカー動向
- D-2. LED技術動向
- A編. エグゼクティブ・サマリー